おせちは、料理をすべて一から作らず、電子レンジで作れる料理と市販品を組み合わせれば30分で用意できます。おすすめの献立は、紅白なます、レンジ栗きんとん、田作り、かまぼこ、黒豆、伊達巻です。火を使う料理を減らし、加熱中に別の料理を進めるのがポイントです。
30分で作るおせちの献立
2〜3人分なら、次の組み合わせが作りやすく、見た目も整います。
| 料理 | 用意の方法 | 目安時間 |
|---|---|---|
| 紅白なます | 大根とにんじんを切り、甘酢で和える | 10分 |
| 栗きんとん | さつまいもを電子レンジで加熱してつぶす | 12分 |
| 田作り | ごまめを電子レンジで加熱し、調味料を絡める | 5分 |
| かまぼこ | 切って盛り付ける | 3分 |
| 黒豆・伊達巻 | 市販品を盛り付ける | 数分 |
黒豆と伊達巻は、短時間で作る場合は市販品を使うのがおすすめです。黒豆を乾燥豆から煮る、伊達巻を焼くといった工程を加えると、30分に収まりにくくなります。
紅白なますの簡単な作り方
紅白なますは、切った大根とにんじんを塩もみし、甘酢で和えるだけで作れます。
材料の目安
- 大根:150g
- にんじん:30g
- 塩:小さじ1/3
- 酢:大さじ2
- 砂糖:大さじ1
- 塩:少々
作り方
- 大根とにんじんを細切りにします。
- 塩をまぶして5分ほど置き、水分が出たらしっかり絞ります。
- 酢、砂糖、少々の塩を混ぜ、野菜を和えます。
細く切るほど味がなじみやすくなります。ゆずの皮やごまを加えると、短時間でもお正月らしい香りになります。
電子レンジで作る栗きんとん
さつまいもを小さく切って電子レンジで加熱すると、鍋でゆでるより短時間で栗きんとんを作れます。
材料の目安
- さつまいも:200g
- 栗の甘露煮:4〜6個
- 栗の甘露煮のシロップ:大さじ2〜3
- 砂糖:小さじ1〜2
作り方
- さつまいもの皮を厚めにむき、1〜2cm角に切ります。
- 耐熱容器に入れて水少々を加え、ラップをかけて電子レンジで6〜8分加熱します。
- やわらかくなったら水気を切り、熱いうちにつぶします。
- 甘露煮のシロップと砂糖を加えて混ぜ、栗を加えます。
加熱時間は、さつまいもの量や電子レンジの出力で変わります。竹串がすっと通るか確認し、硬い場合は30秒ずつ追加加熱してください。
電子レンジで作る田作り
田作りは、ごまめを乾燥させてから甘辛い調味料を絡めると、短時間で作れます。
材料の目安
- ごまめ:30g
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:大さじ1
- みりん:小さじ1
- 白ごま:適量
作り方
- ごまめを耐熱皿に広げ、電子レンジで1分30秒ほど加熱します。
- 一度混ぜ、さらに30秒ずつ加熱して、ポキッと折れる程度に乾燥させます。
- 耐熱容器にしょうゆ、砂糖、みりんを入れて混ぜ、電子レンジで30〜40秒加熱します。
- ごまめを加えて手早く混ぜ、白ごまを振ります。
ごまめは加熱しすぎると苦くなりやすいため、短時間ずつ様子を見て加熱します。調味料を絡めた後は、クッキングシートに広げるとくっつきにくくなります。
30分で仕上げる手順
同時進行すれば、次の順番で準備できます。電子レンジの加熱時間は、機種や材料の量に合わせて調整してください。
- 0〜5分:大根とにんじんを切って塩もみし、さつまいもを切って電子レンジに入れます。
- 5〜10分:なますの甘酢を作り、野菜の水分を絞って和えます。
- 10〜17分:やわらかくなったさつまいもをつぶし、シロップと栗を混ぜます。
- 17〜23分:ごまめを電子レンジで乾燥させ、調味料を絡めます。
- 23〜30分:かまぼこを切り、黒豆と伊達巻を器に盛り付けます。
料理を冷ます時間は、上の30分には含めていません。熱いまま重ねて盛ると水分が出やすいため、粗熱が取れた料理から器に盛り付けてください。
盛り付けでおせちらしく見せるコツ
料理の種類が少なくても、赤、白、黄色、黒、緑の色をそろえると、祝い膳らしく見えます。
- 赤と白:紅白なます、かまぼこ
- 黄色:栗きんとん、伊達巻
- 黒:黒豆、田作り
- 緑:南天の葉に見立てた青菜や、ゆでた絹さや
重箱がなければ、大皿や小皿を使っても問題ありません。小皿に料理を分け、隙間に栗や絹さやを添えると、少量でも整って見えます。
30分で作るときに省いてよい料理
30分で無理なく作るなら、時間のかかる料理は市販品に置き換えます。
- 黒豆:乾燥豆から煮ず、調理済みの商品を使う
- 伊達巻:市販品を切って盛り付ける
- 昆布巻き:市販品を使う
- 数の子:味付け済みの商品を使う
- 焼き魚やえび:品数を増やす場合は、別の主菜として後から用意する
市販品を使うことは手抜きではありません。30分で献立を整える場合は、手作りする料理を2〜3品に絞り、味や食感の違う料理を組み合わせると満足しやすくなります。
30分のおせちは、紅白なます、栗きんとん、田作りを手作りし、黒豆・伊達巻・かまぼこを市販品で補う献立が現実的です。最初にさつまいもを電子レンジに入れ、なますと田作りを並行して作ると、時間内に盛り付けまで進めやすくなります。







