おせちを子どもが食べない原因は?

おせちを子どもが食べない原因は?

子どもがおせちを食べない主な原因は、食べ慣れていない味や見た目、かたさ・食感、料理の温度やにおいです。特に、甘い・しょっぱい・酸っぱい味がはっきりした料理や、魚介類、煮物などを苦手に感じる子どももいます。

子どもがおせちを食べない主な原因

食べ慣れていない料理だから

おせちは普段の食卓に出ない料理が多く、子どもにとっては「見たことがない食べ物」になりやすいものです。初めて見る料理を警戒して、味見をする前に拒否することがあります。

味が子どもの好みと合わないから

おせちには、砂糖やしょうゆを使った甘辛い味、酢の酸味、魚介類の風味などがあります。普段の料理より味が濃く感じられたり、甘い料理と塩味の料理が同じ重箱に入っていたりすることが、食べにくさにつながる場合があります。

かたさや食感が苦手だから

れんこん、昆布巻き、田作り、数の子などは、子どもによってはかたく感じます。こんにゃくや魚介類のように、弾力や独特の歯ごたえがある食材も、口に残る感じが苦手な原因になります。

見た目やにおいに抵抗があるから

黒豆、紅白なます、魚の料理などは、色や形、においが普段の料理と異なります。食べ物は味だけでなく、見た目やにおいでも「食べられそうか」を判断するため、見慣れないことが拒否につながることがあります。

一口の量が多く、食べ方が分からないから

重箱から取り分けた料理が大きすぎると、子どもは食べにくく感じます。また、煮物や昆布巻きなどは、どこからかじればよいか分かりにくいこともあります。

食事の時間や体調が普段と違うから

正月は起床時間や食事の時間が変わりやすく、間食が増えることもあります。お腹が空いていない、眠い、疲れているといった状態なら、おせちが嫌いでなくても食べない場合があります。

食べない理由を見分けるポイント

原因を考えるときは、子どもがどの段階で嫌がるかを見ると判断しやすくなります。

子どもの様子 考えられる原因
見ただけで嫌がる 見た目やにおい、食べ慣れていないこと
口に入れるが出す 味、かたさ、弾力、繊維などの食感
少し食べて残す 味が濃い、量が多い、食べにくいこと
好きな料理だけ食べる 料理ごとの味や食感の好み
おせち以外も食べない 眠気、体調、食欲、口内炎などの可能性

ただし、食べない様子だけで、好き嫌いや体調の原因を断定することはできません。普段は食べる料理まで急に嫌がる、痛がる、吐くなどの変化がある場合は、おせちの好みとは分けて考えます。

食べてもらうためにできる工夫

無理に食べさせるより、子どもが選びやすく、少量を試せる形にすると食べるきっかけを作りやすくなります。

  • 最初は一口分だけ、小皿に取り分ける
  • 食材を子どもが食べやすい大きさに切る
  • かたい食材や弾力のある食材は、年齢に合わせてやわらかくする
  • 重箱から自分で選べるようにする
  • 普段から食べている料理も一緒に用意する
  • 料理名やいわれを説明しすぎず、まずは見た目や味を試してもらう

「全部食べて」と勧め続けると、子どもがおせちを嫌な食事として受け止めることがあります。食べられた料理や一口試せたことを認め、残したことを責めないほうが、次に試す余地を残せます。

年齢によっては安全面も確認する

小さな子どもにおせちを出すときは、食べない原因だけでなく、かたさ、大きさ、弾力、骨の有無も確認してください。豆類、餅、こんにゃく、魚介類などは、年齢や食べる力に応じた形にし、食事中はそばで見守ります。

また、えび・かに・卵などのアレルギーがある場合は、料理の材料や調味料を確認します。原材料が分からない料理は、食べられると判断せず、確認できるものだけを選びます。

まとめ

子どもがおせちを食べない原因は、食べ慣れていないことに加え、味の濃さ、食材のかたさや食感、見た目、におい、体調などが考えられます。まずは「見た目で嫌がるのか」「口に入れた後に嫌がるのか」を確認し、一口分にして子どもが選べるようにすると原因を見分けやすくなります。