おせちを夕方までに作るスケジュールは?

おせちを夕方までに作るスケジュールは?

おせちを夕方までに作るなら、前日に下ごしらえを済ませ、当日は料理を冷ます時間まで含めて8時ごろから始めると進めやすくなります。煮物や焼き物を先に作り、冷ます間に酢の物や飾り切りを進めるのが基本です。

夕方までに作るおせちのスケジュール例

次の予定は、黒豆、数の子、田作り、紅白なます、栗きんとん、煮しめ、伊達巻、焼き物を作る場合の一例です。品数や分量、調理経験によって必要な時間は変わります。

時間 作業内容
前日 黒豆を水に浸す、数の子の塩抜き、干ししいたけを戻す、必要な材料を切る
8:00〜8:30 調理器具を出す、だしを取る、野菜を洗う、作る順番を確認する
8:30〜10:30 黒豆を煮る、煮しめの具材を切る、紅白なますを作る
10:30〜12:00 煮しめを作る、栗きんとんを作る
12:00〜13:00 昼食、料理を冷ます、洗い物をする
13:00〜14:00 伊達巻を焼く、田作りを作る
14:00〜15:00 魚やえびなどの焼き物を作る、数の子を調味液に漬ける
15:00〜16:00 味見をして調整する、飾り切りや汁気を切る作業をする
16:00〜17:00 料理を十分に冷まし、保存容器や重箱に詰める

前日に済ませておく下ごしらえ

夕方までに無理なく終えるには、時間のかかる作業を前日に回すことが大切です。特に、豆を浸す作業や数の子の塩抜きは、当日に始めると調理時間が足りなくなることがあります。

  • 黒豆を洗い、分量の水に浸しておく
  • 数の子を塩水に浸し、何度か水を替えて塩抜きする
  • 干ししいたけを水で戻す
  • 必要な調味料をそろえ、計量しておく
  • 重箱、保存容器、ラップ、キッチンペーパーを準備する
  • にんじんや大根など、切っても品質が変わりにくい野菜を下処理する

前日に料理を完成させる場合は、粗熱を取ってから冷蔵庫で保存します。常温のまま長時間置かないようにし、保存容器や料理ごとの保存方法も確認してください。

当日は時間のかかる料理から作る

8時台は黒豆と煮物を始める

最初に黒豆を火にかけ、煮ている間に煮しめの材料を切ります。黒豆は煮る時間が長くなりやすいため、朝一番に始めると後の作業に余裕ができます。

煮しめは具材によって火の通り方が違うため、同じ鍋に入れる順番を確認します。具材を別々に煮る場合は、鍋やコンロの数を考えて作業が重ならないようにします。

午前中に紅白なますと栗きんとんを作る

紅白なますは大根とにんじんの水分をしっかり絞ってから甘酢に漬けます。早めに作ると味がなじむ時間を取れます。

栗きんとんは、さつまいもをゆでてつぶし、砂糖や栗の甘露煮と合わせます。でき上がった直後は熱いので、浅い容器に広げて冷ますと、午後の詰め作業を進めやすくなります。

午後に焼き物と田作りを作る

伊達巻や魚、えびなどの焼き物は、焼き上がり後に冷ます時間が必要です。午後の早い時間に作り、夕方までに冷めるようにします。

田作りは比較的短時間で作れますが、火を止めた後も余熱で焦げることがあります。完成したら、熱いうちに広げて冷ますと食感を保ちやすくなります。

料理を詰めるのは十分に冷めてから

重箱や保存容器に詰めるのは、料理の熱が取れてからにします。温かいまま詰めると容器の中に水滴がつき、料理が傷みやすくなったり、食感が変わったりするためです。

詰める前に、次の点を確認します。

  • 煮物や焼き物の汁気、油をキッチンペーパーで軽く取る
  • 料理ごとに味やにおいが移らないよう、必要なら仕切りやカップを使う
  • 料理が完全に冷めているか確認する
  • 重箱に詰めた後は、食べるまで冷蔵庫で保存する

重箱に詰めてから冷蔵庫に入らない場合は、料理ごとに保存容器へ入れ、食べる直前に盛り付ける方法もあります。大きな重箱を無理に冷蔵庫へ入れるより、温度管理しやすい方法を選んでください。

品数が多い場合の時間調整

品数が多い場合は、すべてを当日に作ろうとせず、前日に完成させる料理を決めておくと安心です。味がなじみやすい料理は前日に、食感や香りを楽しみたい料理は当日に作ると分けやすくなります。

前日に向く料理 当日に向く料理
黒豆、紅白なます、数の子、煮しめ、栗きんとん 伊達巻、田作り、焼き魚、焼きえび、盛り付け

ただし、料理の保存期間や保存方法は、材料、調理法、室温、冷蔵庫の状態によって変わります。前日に作った料理は、粗熱を取った後に冷蔵保存し、食べる前に見た目やにおいに異変がないか確認してください。

夕方までに終えるためのポイント

  • 作る品数と分量を前日に決める
  • 調味料を料理ごとに先に計量する
  • 煮ている時間や冷ましている時間に別の料理を進める
  • 焼き物は午後の早い時間までに終える
  • 詰める時間と洗い物の時間を最後に1時間ほど残す
  • 料理が多いときは、前日に作る品数を増やす

初めて作る場合や品数が多い場合は、朝7時台から始めるか、前日に下ごしらえだけでなく数品を完成させておくと、夕方に慌てにくくなります。「調理終了」ではなく「冷まして安全に保存する」までを夕方のゴールにするのがポイントです。