おせちは兄弟で好みが違う場合どう対応する?

おせちは兄弟で好みが違う場合どう対応する?

おせちは、兄弟で好みが違うなら、全員が同じ料理を無理に食べる形にしないのが対応の基本です。定番のおせちを少量ずつ用意し、好きな料理を選べるようにしたうえで、苦手な料理の代わりになる品を別に加えると、食べ残しを減らしやすくなります。

兄弟の好みが違うときは「共通の料理」と「個別の料理」に分ける

まず、兄弟全員が食べられそうな料理を数品だけ共通のおせちとして用意します。そのうえで、それぞれが好きな料理を少しずつ追加すると、品数を増やしすぎずに対応できます。

  • 共通の料理:伊達巻、かまぼこ、栗きんとんなど、比較的食べやすいもの
  • 個別に用意する料理:煮物、魚介、肉料理など、好みが分かれやすいもの
  • 代わりの料理:唐揚げ、卵焼き、サラダ、果物など、おせち以外の食べやすいもの

共通の料理は「全員が好きなもの」ではなく、「食べられる人が多いもの」と考えると決めやすくなります。好みが分かれる品を大量に買わず、少量から試すことも大切です。

兄弟それぞれの希望を聞いてから品数と量を決める

準備の前に、兄弟それぞれに「食べたいもの」「食べられるもの」「いらないもの」を分けて聞きます。好き嫌いだけでなく、食べる量や、魚介・肉・甘い物などの好みも確認すると、料理を選びやすくなります。

確認すること 聞き方の例
食べたい料理 「おせちで必ず食べたいものは何?」
苦手な料理 「入っていても食べないものは何?」
料理の種類 「甘いもの、魚、肉のどれが好き?」
量 「少しあればよいものと、たくさん食べたいものは何?」

意見がまとまらない場合は、各自が食べたい料理を2〜3品ずつ選び、その中から予算や人数に合わせて決める方法が現実的です。すべての希望を同じ量でそろえる必要はありません。

好み別に料理を分ける対応例

兄弟の好みが大きく違う場合は、重箱の段や皿を分けると、料理を取り合ったり、苦手な料理が混ざったりしにくくなります。

甘い料理が好きな人と苦手な人がいる場合

栗きんとんや黒豆、伊達巻などは、甘い料理が好きな人向けに少量用意します。甘いものが苦手な人には、かまぼこ、焼き魚、肉料理などを別に用意すると選びやすくなります。

魚介が好きな人と苦手な人がいる場合

えび、数の子、魚の料理は、食べる人の分だけ用意します。魚介を食べない人向けには、鶏肉、卵料理、野菜料理などを別の皿に盛ると、同じ食卓で楽しめます。

おせち自体をあまり食べない人がいる場合

おせちを食べない兄弟のために、普段から食べ慣れている料理を1〜2品用意する方法があります。唐揚げ、ハンバーグ、パスタ、サンドイッチなど、家庭で食べる人が多い料理なら、おせちを無理に勧めずに済みます。

別々のおせちを用意するなら小分けが便利

好みが極端に違う場合は、大きな重箱を一つにまとめるより、個別の小皿や小さな容器に分けるほうが対応しやすくなります。それぞれの料理が混ざりにくく、食べる量も調整できます。

  • 兄弟ごとに好きな料理を盛り付ける
  • 料理名を書いたメモやラベルを付ける
  • 苦手な料理は無理に同じ皿へ入れない
  • 足りない料理だけ後から追加する

市販のおせちを利用する場合も、全員分を同じセットでそろえる必要はありません。共通のおせちを小さめにして、足りない料理だけ単品で追加すると、好みに合わせやすくなります。

兄弟の希望がぶつかったときの決め方

全員の希望をすべてかなえるのが難しいときは、「食べたい人が多い料理」「少量で用意できる料理」「代替品が見つかりやすい料理」の順に決めると整理しやすくなります。

  1. 全員または複数人が食べる共通料理を決める
  2. 各自が必ず食べたい料理を1〜2品選ぶ
  3. 苦手な料理は量を減らすか、個別に分ける
  4. 予算と食べきれる量を確認する
  5. 不足する料理だけ追加する

「せっかくのおせちだから全部食べて」と促すよりも、食べられる料理を自分で選べるようにしたほうが、兄弟間の不満を抑えやすくなります。料理を残した量ではなく、家族で無理なく食卓を囲めたかを基準にするとよいでしょう。

対応を決めるときのポイント

兄弟で好みが違う場合は、共通のおせちは少量、個別の料理は希望に合わせて用意するのが基本です。おせちだけで全員の食事をそろえようとせず、普段の料理を組み合わせても問題ありません。

最初に兄弟それぞれの希望を聞き、共通料理・個別料理・代わりの料理に分けて考えると、買いすぎや食べ残しを防ぎながら、各自が食べたいものを楽しめます。