低予算で作れる子ども向けおせちの献立は?

低予算で作れる子ども向けおせちの献立は?

低予算で子ども向けのおせちを作るなら、定番をすべてそろえるのではなく、子どもが食べやすい料理を5〜7品に絞るのがおすすめです。伊達巻、紅白なます、煮しめ、栗きんとん風、鶏の照り焼きなどは、身近な材料で作りやすく、普段の食事にも使えます。

低予算で作れる子ども向けおせちの献立例

次の献立なら、高価な食材を使いすぎず、甘め・やわらかめの味付けで子どもも食べやすくできます。

料理 主な材料 子ども向けにする工夫
伊達巻風卵焼き 卵、はんぺん、砂糖 甘めにして、ひと口サイズに切る
鶏の照り焼き 鶏もも肉または鶏むね肉 骨なしの肉を使い、やわらかく焼く
煮しめ にんじん、大根、れんこん、こんにゃくなど 薄味にし、やわらかく煮る
栗きんとん風 さつまいも、砂糖、栗の甘露煮 栗を少なめにして、さつまいもを主役にする
紅白なます 大根、にんじん、酢、砂糖 酸味を控え、少量から出す
かまぼこ 市販のかまぼこ 飾り切りにせず、食べやすく切る
黒豆または枝豆 黒豆、または冷凍枝豆 黒豆が苦手なら枝豆で代用する

すべて作る必要はありません。主菜に鶏の照り焼き、卵料理に伊達巻風卵焼き、野菜料理に煮しめを選ぶと、料理数を抑えながら彩りも出せます。

特に節約しやすい子ども向けおせち料理

伊達巻は、はんぺんで手作りすると節約しやすい

伊達巻は、卵とはんぺんを使えば、家庭でも作れます。卵とはんぺんをつぶして混ぜ、砂糖やだしで味付けして焼くと、ふんわりした甘い卵料理になります。

巻きすがなくても、焼いた卵を熱いうちに折りたたんで形を整えれば問題ありません。市販品のような形にこだわらず、厚焼き卵として出す方法もあります。

栗きんとんは、さつまいもを多めにする

栗きんとんは、栗の量を減らしてさつまいもを多めにすると、費用を抑えられます。さつまいもをゆでてつぶし、砂糖と少量の栗の甘露煮のシロップを混ぜれば、栗きんとん風になります。

栗が苦手な子どもには、栗を細かく刻んで混ぜるか、りんごやパイナップルなどを少量加えてもよいでしょう。果物を使う場合は、水分が多すぎないように量を調整します。

煮しめは、普段使いの野菜で作る

煮しめは、れんこんや里芋を必ず使わなくても作れます。にんじん、大根、こんにゃく、しいたけなど、普段の煮物に使う食材を中心にすると、追加の買い物を減らせます。

子ども用には、具材を小さめに切り、だしとしょうゆを控えめにしてやわらかく煮ます。飾り切りを省けば、調理時間も短くなります。

鶏の照り焼きは、肉料理を兼ねられる

子どもが魚料理や煮物をあまり食べない場合は、鶏の照り焼きをおせちに加えると食べやすくなります。鶏もも肉はジューシーに仕上がり、鶏むね肉は比較的安く購入しやすい食材です。

鶏むね肉を使うときは、そぎ切りにして焼きすぎないようにすると、かたくなりにくくなります。しょうゆ、砂糖、みりんなどで甘めに味付けし、食べやすい大きさに切ります。

予算を抑えるための献立の組み立て方

低予算にするポイントは、高価な料理を少量にし、安い食材でボリュームを出すことです。次のように役割を分けると、買う食材を整理しやすくなります。

  • 主菜:鶏の照り焼き、ミートボールなど
  • 卵料理:伊達巻風卵焼き、だし巻き卵
  • 野菜料理:煮しめ、紅白なます
  • 甘い料理:さつまいもの栗きんとん風
  • 市販品:かまぼこ、黒豆などから1〜2品

たとえば、鶏肉、卵、さつまいも、大根、にんじん、こんにゃくを中心に買うと、複数の料理に使い回せます。かまぼこや栗の甘露煮は、必要な量だけ小さい商品を選ぶと余りにくくなります。

子どもが食べやすくする味付けと盛り付け

おせち料理は保存を意識して濃い味付けにする場合がありますが、子ども用は大人用から取り分けて、味を薄めたり小さく切ったりすると食べやすくなります。

  • 酢の物は酢を控え、砂糖を少し多めにする
  • 煮物は具材をやわらかく煮る
  • 肉やかまぼこは、子どもの一口で食べられる大きさに切る
  • 黒豆や枝豆などは、年齢に合わせてつぶす、または細かく切る
  • 料理を少量ずつ小皿に分け、選びやすくする

小さな子どもに出す場合は、丸くて弾力のある食品や、硬い豆類などがのどに詰まらないよう注意が必要です。年齢や発達に合わせて、切る・つぶす・やわらかくするなどの対応をしてください。

買い物を減らせる献立の具体例

料理を作りすぎたくない家庭には、次の5品が使いやすい組み合わせです。

  1. 伊達巻風卵焼き
  2. 鶏の照り焼き
  3. 大根とにんじんの煮物
  4. さつまいもの栗きんとん風
  5. かまぼこ

この献立では、卵、はんぺん、鶏肉、大根、にんじん、さつまいも、かまぼこを中心に用意します。紅白なますや黒豆を追加する場合は、子どもの好みと食べる人数を見て、少量だけ作ると無駄が出にくくなります。

低予算のおせちで避けたい作りすぎ

おせちは品数を増やすほど、食材費と調理の負担が増えます。子どもが食べない料理を見栄えだけで追加するより、好物の卵料理や肉料理を中心にしたほうが、食べ残しを減らしやすくなります。

また、普段の食事で使える料理を選ぶと、正月後にも食べ切りやすくなります。煮しめの具材をうどんや炊き込みごはんに使うなど、残った場合の使い道も考えて量を決めましょう。

低予算の子ども向けおせちは、伊達巻風卵焼き、鶏の照り焼き、煮しめ、さつまいもの栗きんとん風、かまぼこを基本にすると作りやすくなります。高価な食材や品数を無理に増やさず、子どもが食べる料理を少量ずつ用意するのが、費用と食べ残しを抑えるポイントです。