おせちやスーパーの惣菜をアレンジする方法は?

おせちやスーパーの惣菜をアレンジする方法は?

おせちやスーパーの惣菜は、味がついている具材を「ごはん・卵・麺・パン」に組み合わせると、別の料理にアレンジできます。煮物は炊き込みごはんやカレー、焼き魚は混ぜごはん、揚げ物は卵とじや丼にすると使いやすいでしょう。

すでに味がついているため、最初から調味料を足しすぎないことがポイントです。食べる分だけ取り分け、商品の表示やおせちの保存方法・消費期限を確認してから調理してください。

おせちやスーパーの惣菜をアレンジする基本の方法

アレンジするときは、主菜として使う具材と、味を調整する食材を組み合わせます。次のように考えると、冷蔵庫にあるものでも作りやすくなります。

余っているもの 向いているアレンジ 組み合わせる食材
筑前煮・煮しめ 炊き込みごはん、卵とじ、カレー ごはん、卵、だし、カレールウ
焼き魚・魚の惣菜 混ぜごはん、お茶漬け、パスタ ごはん、薬味、きのこ、バター
かまぼこ・伊達巻 炒め物、サンドイッチ、卵料理 卵、チーズ、パン、野菜
黒豆・栗きんとん ヨーグルト、トースト、白玉 乳製品、パン、餅、ホットケーキ
から揚げ・焼き鳥 丼、卵とじ、南蛮漬け風 卵、玉ねぎ、酢、野菜
ポテトサラダ・マカロニサラダ グラタン、春巻き、サンドイッチ チーズ、牛乳、パン、春巻きの皮

筑前煮や煮しめは炊き込みごはんにする

筑前煮や煮しめは、具材を小さく切って米と一緒に炊くと、具だくさんの炊き込みごはんになります。煮物の煮汁を使うと味がつきますが、塩分が濃い場合はだしや水で薄めます。

材料の目安

  • 米:2合
  • 筑前煮または煮しめ:150〜200g
  • 煮物の煮汁:大さじ2〜3
  • だしまたは水:炊飯器の2合の目盛りまで
  • しょうゆ:必要な場合のみ少量

作り方

  1. 筑前煮や煮しめの具材を、食べやすい大きさに切ります。
  2. 米を研いで炊飯器に入れ、煮汁とだしまたは水を加えます。
  3. 具材を米の上に広げ、通常どおり炊きます。
  4. 炊き上がったら全体を混ぜ、味が薄い場合だけ塩やしょうゆで調整します。

具材にこんにゃくが多い場合は、細かく切りすぎると食感が変わりやすいため、少し大きめに切ると食べやすくなります。

煮物や焼き鳥は卵とじ丼にする

煮物、焼き鳥、から揚げなどは、玉ねぎと卵を加えて卵とじにすると、ごはんに合う一品になります。惣菜のたれや煮汁がある場合は、だしや水で薄めて使います。

作り方

  1. 煮物や焼き鳥を一口大に切ります。から揚げを使う場合は、食べやすい大きさに切ります。
  2. フライパンに玉ねぎと、だしまたは水を入れて加熱します。
  3. 玉ねぎがやわらかくなったら具材を加え、具材の中心まで温まるように加熱します。
  4. 溶いた卵を回し入れ、ふたをして好みの固さまで火を通します。
  5. ごはんにのせ、必要なら青ねぎや刻みのりを添えます。

味の濃い焼き鳥や煮物を使う場合、めんつゆやしょうゆを追加すると塩辛くなりやすいため、味見をしてから加えてください。

焼き魚や魚の惣菜は混ぜごはんにする

焼き魚は、身をほぐしてごはんに混ぜると、簡単な魚の混ぜごはんになります。鮭、さば、ぶりなどが使いやすく、白ごま、青じそ、しょうが、刻みねぎを加えると風味を変えられます。

  1. 焼き魚の皮と骨を取り除き、身を細かくほぐします。
  2. 温かいごはんに魚の身を混ぜます。
  3. 味を見ながら、白ごまや薬味を加えます。
  4. 薄味の場合だけ、少量の塩やしょうゆで調整します。

魚の骨は身をほぐすときに一緒に確認してください。小さな骨が残っていることがあるため、子どもが食べる場合は特に注意が必要です。

かまぼこや伊達巻は卵料理や炒め物にする

かまぼこは細切りにして野菜や卵と炒め、伊達巻は厚焼き卵のように扱うと、甘みのある卵料理になります。どちらも味がついているため、追加の調味料は少なめにします。

かまぼこと卵の炒め物

  1. かまぼこを薄切りまたは細切りにし、ねぎや小松菜などの野菜を切ります。
  2. フライパンで野菜を炒め、火が通ったらかまぼこを加えます。
  3. 溶き卵を流し入れ、全体を大きく混ぜます。
  4. 味見をして、必要な場合のみこしょうや少量のしょうゆを加えます。

伊達巻は、食パンにチーズや野菜と一緒にはさんだり、細かく切ってサラダに加えたりできます。甘みがあるため、マヨネーズや粒マスタードなど、酸味のある食材と合わせると味のバランスを取りやすくなります。

黒豆や栗きんとんは朝食やおやつにアレンジする

黒豆や栗きんとんは、塩味の料理よりも、ヨーグルト、パン、餅、ホットケーキなどに合わせる方法が向いています。

  • 黒豆ヨーグルト:プレーンヨーグルトに黒豆をのせ、きな粉を加える
  • 黒豆トースト:トーストにクリームチーズを塗り、黒豆をのせる
  • 栗きんとんトースト:パンに栗きんとんを薄く塗り、好みでバターを加える
  • 栗きんとん白玉:白玉に栗きんとんを添え、牛乳や無糖ヨーグルトでのばす

栗きんとんは甘みが強いことがあるため、砂糖やシロップを足す前に味を確認します。水分を加えた場合は保存性が変わるため、作った分は早めに食べてください。

から揚げや揚げ物は丼・サンドイッチにする

から揚げやとんかつなどの揚げ物は、温め直してごはんにのせるだけでも使えます。卵とじ、キャベツを合わせたサンドイッチ、酢を使ったさっぱり味にすると、同じ惣菜でも印象が変わります。

から揚げの卵とじ丼

  1. から揚げを半分または一口大に切ります。
  2. 玉ねぎをだしまたは水で煮て、やわらかくします。
  3. から揚げを加えて中心まで温めます。
  4. 溶き卵を加えてふたをし、卵に火を通します。
  5. ごはんにのせて食べます。

から揚げに下味やたれがついている場合は、だしだけで煮て、しょうゆや砂糖は味見後に加えます。衣をカリッとさせたい場合は、卵とじにせず、トースターやフライパンで温めてからサラダにのせてもよいでしょう。

ポテトサラダやマカロニサラダは焼き料理にする

ポテトサラダやマカロニサラダは、チーズをのせて焼くと簡単なグラタン風になります。食パンにのせて焼けば、朝食や軽食にもできます。

  1. 耐熱容器にポテトサラダまたはマカロニサラダを入れます。
  2. 牛乳を少量加えて、固さを調整します。水分が多い場合は加えません。
  3. ピザ用チーズをのせます。
  4. チーズが溶け、具材の中心まで十分に温まるまで加熱します。

ハム、ベーコン、コーン、冷凍ブロッコリーなどを加えることもできます。ただし、元の惣菜に具材やドレッシングが入っているため、マヨネーズや塩を追加する前に味を確認してください。

おせちとスーパーの惣菜を使うときの注意点

アレンジ料理は、食べる分だけ取り分けて加熱するのが基本です。大皿から何度も取り分けた料理や、長時間室温に置いた料理は、見た目やにおいだけで安全性を判断できません。

  • おせちや惣菜の消費期限、保存方法を確認する
  • 食べる分だけ取り分け、残りは表示どおりに冷蔵保存する
  • 再加熱する料理は、中心まで十分に温める
  • 一度温めた料理を、何度も冷ましたり温めたりしない
  • 生野菜や乳製品を加えた料理は、作ったら早めに食べる
  • 味やにおい、見た目に異変がある場合は食べない

特に、アレンジのために水分や卵、牛乳などを加えると、元の惣菜とは保存条件が変わります。作った料理を保存する場合は、粗熱を取ってから冷蔵し、できるだけ早く食べてください。

迷ったときは「ごはん・卵・チーズ」のどれかに合わせる

おせちや惣菜の使い道に迷ったら、具材を細かく切ってごはんに混ぜる、卵でとじる、チーズをのせて焼く、という3つの方法から選ぶとアレンジしやすくなります。

煮物は炊き込みごはんや卵とじ、魚は混ぜごはん、揚げ物は丼やサンドイッチ、黒豆や栗きんとんはパンやヨーグルトに合わせるのが基本です。すでに味がついていることを前提に、調味料は少しずつ加え、保存や再加熱は商品の表示に従ってください。