おせちで子どもと一緒に作りやすい料理は、栗きんとん、紅白なます、かまぼこの飾り切り、伊達巻、煮しめの盛り付けです。つぶす、混ぜる、並べる、飾る作業なら参加しやすく、火や包丁を使う工程は大人が担当すると安全に進められます。
子どもと一緒に作りやすいおせち料理
| 料理 | 子どもができる作業 | 大人が担当する作業 |
|---|---|---|
| 栗きんとん | さつまいもをつぶす、材料を混ぜる、盛り付ける | さつまいもをゆでる・加熱する、熱い鍋を扱う |
| 紅白なます | 調味料を混ぜる、大根とにんじんを和える | 野菜を切る、塩もみ後の水分を絞る |
| かまぼこ | 並べる、飾り付ける、飾り切りの一部を手伝う | 包丁を使う |
| 伊達巻 | 卵液を混ぜる、焼いた生地を巻く作業を補助する | ミキサー、フライパン、熱い生地を扱う |
| 煮しめ | 冷ました具材を盛り付ける、型抜きした野菜を並べる | 野菜を切る、煮る、味付けする |
| 黒豆 | 器に盛る、飾りを添える | 豆を煮る、熱い鍋を扱う |
特におすすめの3品
1. 栗きんとん
栗きんとんは、やわらかくしたさつまいもをつぶして混ぜる作業が中心なので、幼い子どもも参加しやすい料理です。
- 大人がさつまいもをゆでる、または蒸して、熱を十分に冷まします。
- 子どもがつぶしやすい大きさに分け、フォークやマッシャーでつぶします。
- 大人が用意した栗の甘露煮や調味料を加え、子どもが混ぜます。
- 小さく丸める、スプーンですくって器に盛るなど、好きな形に仕上げます。
熱いさつまいもや鍋を子どもに触らせないことが大切です。丸める作業では、誤嚥(ごえん)を防ぐため、年齢に合わせて大きさを調整してください。
2. 紅白なます
紅白なますは、冷ました大根とにんじんを調味液で和えるだけでも作れるため、混ぜる作業を任せやすい料理です。
- 大人が大根とにんじんを細く切ります。
- 大人が塩もみや水分を絞る作業を行います。
- 子どもが酢、砂糖、塩などを混ぜます。
- 野菜と調味液を合わせ、子どもが全体を和えます。
- 器に盛り付け、紅白の色が見えるように整えます。
酢の酸味が苦手な子どもには、味見を無理にさせず、食べられる味付けの範囲で大人が調整します。味付けの確認は、子どもが使ったスプーンをそのまま使わないようにしましょう。
3. かまぼこの飾り付け
かまぼこは、切ったものを並べたり、料理の周りに飾ったりするだけでも参加できます。包丁を使わない方法なら、低年齢の子どもにも任せやすい作業です。
- 大人がかまぼこを食べやすい厚さに切ります。
- 子どもが紅白の順番を考えながら皿に並べます。
- ほかのおせち料理と組み合わせ、空いている場所に飾ります。
- 全体の量や大きさを大人が確認します。
飾り切りをする場合は、大人が包丁を使ってください。子どもには、切る前の形を考えることや、完成したかまぼこを並べることを任せると参加しやすくなります。
年齢に合わせた作業の選び方
子どもに任せる作業は、年齢だけでなく、料理の経験や集中できる時間に合わせて決めます。最初から一品を完成させるより、短時間で終わる作業を一つ選ぶほうが取り組みやすいこともあります。
- 幼児:混ぜる、つぶす、並べる、器を選ぶ
- 小学生低学年:調味料を量る、和える、型抜き、盛り付け
- 小学生高学年:大人が見守りながら、ピーラーや子ども用包丁を使う作業
包丁、コンロ、電子レンジ、熱い鍋を使う工程は、子どもの年齢にかかわらず大人がそばで確認します。作業を任せる場合も、刃物や熱源の近くに手を置かないことを先に伝えてください。
子どもと作るときの進め方
- 作る料理を1〜2品に絞る。栗きんとんや紅白なますなど、混ぜる・つぶす作業が多い料理から選びます。
- 大人が加熱と包丁の作業を先に済ませる。子どもが参加する段階では、材料を冷ましておきます。
- 子ども用の道具を用意する。ボウル、スプーン、マッシャー、計量スプーンなどを使います。
- 担当する作業を一つずつ伝える。「混ぜる」「この器に入れる」のように、具体的に説明します。
- 最後に大人が確認する。味付け、火の通り、骨や固い部分、食べやすい大きさを確認します。
食べるときに気をつけたいこと
おせちには、子どもが食べにくい硬さや大きさの食材が含まれることがあります。黒豆、栗、もち、かまぼこなどは、年齢に合わせて小さくする、やわらかさを確認するなどの対応が必要です。
また、卵、魚、えびなどを使う料理は、食物アレルギーの有無を確認してから作ります。初めて食べる食材を、体調が分かりにくい時期に無理に試す必要はありません。
子どもと一緒に作るおせちは、栗きんとん、紅白なます、かまぼこの飾り付けが特に取り組みやすい料理です。加熱や包丁は大人、混ぜる・つぶす・並べる作業は子どもというように分担すると、安全に楽しみながら作れます。







