子ども向けのおせちは簡単に作れる?

子ども向けのおせちは簡単に作れる?

子ども向けのおせちは、特別な料理を一から作らなくても簡単に用意できます。子どもが食べ慣れている料理を中心に、甘めの味付けにしたり、食べやすい大きさに切ったりすると食べやすくなります。市販品を組み合わせれば、数品だけ手作りする方法でも十分です。

子ども向けのおせちは「食べやすさ」を優先すると簡単

子ども向けのおせちは、大人用の伝統的な内容をすべてそろえる必要はありません。好きな料理や普段食べている料理を重箱やプレートに盛り付けると、無理なくお正月らしくできます。

  • 子どもが普段から食べている料理を入れる
  • 味付けは濃くしすぎず、甘めに調整する
  • かたすぎる食材や、食べにくい料理は避ける
  • 一口で食べやすい大きさに切る
  • 赤・黄・緑の食材を入れて見た目を明るくする

黒豆や田作りなど、子どもが苦手な料理は無理に入れなくても構いません。食べられるものを中心にすると、残りにくく準備も楽になります。

簡単に作れる子ども向けおせちのメニュー

子ども向けには、調理工程が少なく、冷めても食べやすい料理が向いています。次のようなメニューなら、数品を手作りして市販品と組み合わせやすいでしょう。

料理 簡単にする方法 食べやすくする工夫
伊達巻き 市販品を使う、または卵焼きで代用する 薄めに切る
栗きんとん さつまいもをつぶして、少量の砂糖と栗を混ぜる 栗を小さく切る
紅白なます 大根とにんじんを細く切り、甘酢で和える 酸味を控え、やわらかくする
煮しめ にんじんや大根など、食べられる具材だけで作る やわらかく煮て小さく切る
鶏肉の照り焼き 普段の照り焼きと同じように焼く 一口サイズにする
かまぼこ 市販品を切るだけで使う 薄切りや型抜きにする
ゆで卵 ゆでて半分に切るだけにする 年齢に合わせて食べやすく切る

特に簡単な3品の作り方

さつまいもで作る簡単栗きんとん

さつまいもを使う栗きんとんは、材料が少なく、子ども向けに甘さを調整しやすい料理です。

  • さつまいも
  • 栗の甘露煮
  • 砂糖または栗の甘露煮のシロップ
  1. さつまいもの皮をむき、輪切りにしてやわらかくゆでます。
  2. 水気を切り、熱いうちにつぶします。
  3. 砂糖またはシロップを少しずつ加えて、食べやすい甘さに整えます。
  4. 栗を子どもが食べやすい大きさに切り、混ぜます。

なめらかな食感が好みなら、さつまいもを裏ごしします。栗がかたく感じられる年齢の子どもには、細かく刻むか、さつまいもだけで作ってもよいでしょう。

卵焼きで代用する伊達巻き風

伊達巻きの代わりに、普段の卵焼きを少し甘めに作ると、子どもが食べ慣れたおせちになります。

  1. 卵を溶き、少量の砂糖とだしを混ぜます。
  2. 卵焼き器で、薄く何回かに分けて焼きます。
  3. 粗熱を取ってから、食べやすい厚さに切ります。

魚のすり身を使わないため、本格的な伊達巻きとは味や食感が異なりますが、準備は簡単です。甘さは普段の卵焼きの好みに合わせて調整してください。

鶏肉の照り焼き

鶏肉の照り焼きは、子どもが食べやすく、主菜にもなる一品です。おせち用に特別な作り方をする必要はありません。

  1. 鶏もも肉または鶏むね肉を、一口で食べやすい大きさに切ります。
  2. フライパンで中まで火が通るように焼きます。
  3. しょうゆ、砂糖、みりんなどで味付けします。
  4. たれが全体にからんだら、冷まして盛り付けます。

子ども用は、たれを濃くしすぎないことがポイントです。大人用と同じ料理を出す場合は、子どもの分を先に取り分けてから味を足すと調整しやすくなります。

市販品を組み合わせると準備がさらに簡単

すべてを手作りする必要はありません。かまぼこ、伊達巻き、黒豆、栗の甘露煮などは市販品を使い、卵焼きや鶏肉だけ手作りすると、調理時間を抑えられます。

市販品を選ぶときは、商品の表示を確認し、子どもが食べられない食材やアレルギーの原因となる食品が入っていないかを確認してください。甘さや味の濃さが気になる場合は、少量ずつ盛り付けます。

年齢に合わせて注意したい食材

子ども向けのおせちは、料理の種類だけでなく、食材の大きさやかたさにも注意が必要です。特に小さな子どもには、丸くてつるっとした食品や、かたい食品をそのまま与えないようにします。

  • 豆や栗、ぶどうなどは、年齢に応じて細かく切る
  • かまぼこや肉は、薄く切るか小さくほぐす
  • 根菜は十分にやわらかく煮る
  • 食べるときは、座った状態で大人が見守る
  • 初めて食べる食材を、お正月にまとめて出さない

食材の切り方や与え方は、子どもの年齢や発達によって異なります。迷う場合は、普段食べている大きさやかたさを目安にし、無理に食べさせないことが大切です。

簡単な盛り付け例

料理を少量ずつ盛り付けるだけでも、おせちらしい見た目になります。たとえば、次の組み合わせなら準備しやすく、子どもが食べやすい料理をそろえられます。

  • 卵焼きまたは伊達巻き
  • 鶏肉の照り焼き
  • さつまいもの栗きんとん
  • かまぼこ
  • ゆでブロッコリーやにんじん
  • おにぎりまたは白いごはん

重箱がない場合は、仕切りのあるプレートや小皿を使っても問題ありません。にんじんを花形に抜く、卵焼きを扇形に並べるなど、ひと手間加えると子どもが選びやすくなります。

子ども向けおせちは無理に伝統料理をそろえなくてよい

子ども向けのおせちは、食べ慣れた料理を中心に、手作りと市販品を組み合わせると簡単に作れます。まずは卵焼き、鶏肉、さつまいもなど、子どもが普段から食べている料理を2〜3品用意するとよいでしょう。

味付けを薄めにし、食材をやわらかく小さくすることも大切です。食べられる料理を無理なく盛り付ければ、子どもと一緒に楽しめるおせちになります。