おせちの盛り付けで子どもが喜ぶ工夫とは?

おせちの盛り付けで子どもが喜ぶ工夫とは?

おせちの盛り付けは、料理を小さく分けて見た目に変化をつけると、子どもが喜びやすくなります。好きな料理を手前に置いたり、ピックや型抜きを使ったりすると、「食べてみたい」と思える盛り付けにできます。

子どもが喜ぶおせちの盛り付け方

子ども向けのおせちは、料理の種類を無理に増やすより、見た目と食べやすさを工夫することが大切です。次の方法を組み合わせてみましょう。

好きな料理を取りやすい場所に置く

伊達巻、栗きんとん、かまぼこ、黒豆など、子どもが食べやすい料理は、重箱やプレートの手前に置きます。大人向けの料理の中に埋もれさせず、最初に目に入る位置へ並べるのがポイントです。

苦手な料理を無理にすすめるのではなく、まずは好きなものを選べるようにすると、おせちに親しみやすくなります。

一口サイズに分ける

料理を子どもの口に合う大きさに切り分けると、食べやすくなります。伊達巻やかまぼこは薄めに切り、煮しめの野菜は食べやすい大きさにします。

ただし、年齢によっては丸い食材や硬い食材がのどに詰まるおそれがあります。黒豆やこんにゃく、餅などを盛り付ける場合は、子どもの年齢や食べる力に合わせて形や大きさを調整し、食事中は目を離さないようにしてください。

型抜きで形を変える

にんじん、大根、さつまいもなどは、星や花、ハートなどの型で抜くと、普段とは違う見た目になります。煮る前に型抜きしても、煮た後に柔らかい部分を抜いても構いません。

型抜きした食材を料理の上に飾るだけでも、重箱の印象が明るくなります。型抜きで余った部分は、刻んで混ぜご飯やスープに使えます。

カラフルな料理を交互に並べる

赤、黄色、緑などの色を意識して並べると、料理が華やかに見えます。たとえば、赤いかまぼこの隣に黄色い伊達巻、その近くに緑の野菜を置くと、色の違いが出ます。

同じ色の料理を一か所にまとめるより、色を交互に配置すると、子ども用のプレートでも見た目に変化をつけられます。

子ども用のおせちは重箱以外に盛り付けてもよい

子ども用には、重箱ではなくランチプレートや小さな仕切り皿を使う方法もあります。料理同士が混ざりにくく、食べたいものを自分で選びやすいのが利点です。

プレートの中央に主役の料理を置き、周囲に次のような料理を少量ずつ並べると、子どもにも分かりやすい盛り付けになります。

  • 伊達巻やかまぼこ
  • 栗きんとんや黒豆
  • 型抜きした野菜
  • 食べやすく切った煮しめ
  • 子どもが普段から食べ慣れている料理

おせち料理だけで一皿を埋める必要はありません。家庭で食べ慣れた料理を少し加えると、食べられるものが増えて安心です。

ピックや飾りを使うときの注意点

動物や正月らしい飾りのピックは、盛り付けのアクセントになります。ただし、先端がとがったピックや小さな飾りは、子どもが口に入れたり、手に持ったまま転んだりする危険があります。

小さな子どもには、ピックを使わず、食材の形や器の色で見た目を工夫するほうが安全です。ピックを使う場合も、食べる前に外すことを大人が確認してください。

年齢に合わせた盛り付けのポイント

年齢の目安 盛り付けの工夫
小さな子ども 柔らかく煮た料理を少量ずつ盛り、硬い食材や小さな丸い食材は避けるか、食べやすく調整する
自分で食べられる子ども 仕切り皿に好きな料理を分け、手で取りやすい大きさにする
小学生くらい 型抜きや色の組み合わせを一緒に考え、自分で選べる料理を増やす

年齢が同じでも、食べられる硬さや大きさには個人差があります。表は目安として、普段の食べ方に合わせて調整してください。

子どもと一緒に盛り付けるとさらに楽しめる

子どもに「どれを入れたい?」「星形の野菜はどこに置く?」と聞きながら盛り付けると、自分で作った料理として興味を持ちやすくなります。

  1. 子どもが食べたい料理を2〜3種類選ぶ
  2. 大人が安全な大きさに切り分ける
  3. 子どもが器に並べる
  4. 最後に大人が量や安全面を確認する

盛り付けが多少崩れても、子どもが楽しめたことを優先しましょう。食べる量を最初から多くせず、足りなければ後から追加できるようにすると、残す心配も減らせます。

おせちの盛り付けで子どもを喜ばせるには、好きな料理を取りやすくし、一口サイズや型抜きで食べやすくすることが基本です。重箱にこだわらず、仕切り皿やプレートも使い、年齢に合った安全な大きさで少量ずつ盛り付けてみてください。