おせちを時短で作るなら、すべてを手作りせず、買う料理と作る料理を分けるのが基本です。40代は仕事や家族の予定で年末にまとまった時間を取りにくいため、料理を5品前後に絞り、前日までに下ごしらえを済ませると負担を減らせます。
おせちを時短で作る基本は「作る品数を減らす」こと
最初に、手作りする料理を「家族がよく食べるもの」や「作りたてのほうがおいしいもの」に限定します。黒豆、栗きんとん、かまぼこなどは購入品を使い、煮しめやなます、だし巻き卵などを手作りする組み合わせなら、見た目と手作り感を両立できます。
| 料理 | 時短しやすい方法 | 手作りに向く場合 |
|---|---|---|
| 黒豆 | 市販品を盛り付ける | 毎年の味にこだわりたい場合 |
| 栗きんとん | 市販品を使い、器や飾りで整える | 甘さを調整したい場合 |
| 紅白なます | スライサーで切り、前日に作る | 短時間で手作り品を増やしたい場合 |
| 煮しめ | 具材を少なくし、まとめて煮る | 野菜料理を用意したい場合 |
| だし巻き卵 | 市販品を使うか、当日に焼く | できたてを食べたい場合 |
| かまぼこ | 購入して切るだけにする | 基本的に購入品で問題ない場合が多い |
品数を増やしたいときは、料理そのものを増やすのではなく、かまぼこを飾り切りにしたり、黒豆を小鉢に分けたりして、盛り付けで変化を出すと作業時間を抑えられます。
40代が実践しやすい時短おせちの組み合わせ
迷ったときは、次のように「手作り3品・購入品3品」程度から始めると準備しやすくなります。家族の人数や好みに合わせて、量だけ調整してください。
- 手作り:煮しめ、紅白なます、だし巻き卵
- 購入:黒豆、栗きんとん、かまぼこ
- 追加しやすい料理:焼き魚、ローストビーフ、味付け数の子など
この組み合わせなら、火を使う料理と切るだけの料理が混ざるため、作業を分散できます。肉や魚を加える場合は、おせち専用の料理を無理に増やさず、普段の食卓でも食べやすいものを選ぶと余りにくくなります。
おせちを早く作る手順
時短のポイントは、料理ごとに完成させるのではなく、同じ作業をまとめて進めることです。次の順番で準備すると、待ち時間も使いやすくなります。
- 作る料理と買う料理を決める。家族が食べる量を考え、手作りする料理を3〜5品程度に絞ります。
- 購入品と食材を先にそろえる。調味料、保存容器、盛り付け用の器も含めて確認します。
- 根菜をまとめて切る。煮しめに使うれんこん、にんじん、ごぼうなどをまとめて切り、火の通りにくいものから調理します。
- 酢の物を先に作る。紅白なますは冷やす時間を取れるため、早めに作って保存容器へ入れます。
- 煮物を煮ている間に盛り付けの準備をする。かまぼこを切り、購入した料理の容器や飾りを整えます。
- 卵料理や焼き物を最後に作る。だし巻き卵など、できたてを食べたい料理は食卓に出す時間に近づけます。
- 料理を十分に冷ましてから詰める。温かいまま詰めると水分がこもりやすいため、粗熱を取ってから盛り付けます。
前日までに済ませると当日の作業が減ること
おせちの準備は、すべてを大みそかに行う必要はありません。日持ちや保存方法を確認できる料理は、前日までに作っておくと当日は盛り付け中心にできます。
- 購入品をそろえ、賞味期限と保存方法を確認する
- 煮しめの野菜を切る
- 紅白なますを作る
- 黒豆や栗きんとんを器に移す準備をする
- 重箱や取り皿、箸、飾りを出しておく
- 冷蔵庫の中を整理し、保存場所を確保する
保存容器に料理名や作った日を書いておくと、冷蔵庫の中で迷いにくくなります。保存期間は料理や商品によって異なるため、手作り品は早めに食べ、市販品はパッケージの表示に従ってください。
短時間で見栄えをよくする盛り付け方
時短おせちは、盛り付けを工夫すると品数が少なくても整って見えます。重箱がなくても、大きめの皿や小鉢を組み合わせれば問題ありません。
- 色が重ならないよう、赤・黄色・緑の料理を近くに置く
- 黒豆や栗きんとんは小さな器に入れて、料理の境目を作る
- かまぼこや卵料理は同じ大きさに切り、並べて配置する
- 煮しめは具材を見せるように、平らに盛る
- 大皿に詰め込みすぎず、余白を残す
市販品を使う場合でも、袋やパックのまま出さずに器へ移すだけで、食卓になじみやすくなります。飾り切りは一品だけに絞ると、作業が増えすぎません。
時短おせちで失敗しやすい点
品数を減らしても、食べる人の好みと合わなければ料理が余ります。作る前に、家族へ「必ず食べたい料理」と「なくても困らない料理」を確認しておくと、無駄な準備を避けられます。
また、購入品を多く使う場合は、同じ料理を重複して買わないように注意が必要です。冷蔵庫にあるもの、予約したもの、追加購入するものを簡単にメモしてから買い物へ行くと確認しやすくなります。
作業時間の目安を立てる場合は、料理の種類や量によって変わるため、厳密な時間ではなく余裕を持った予定にします。たとえば「前日に切る・当日に煮る・食べる前に盛る」の3段階に分けると、予定が崩れても調整しやすくなります。
まとめ
おせちを時短で作るには、手作りを3〜5品程度に絞り、購入品を組み合わせ、前日までに下ごしらえを済ませる方法が実践しやすいです。
まず家族が食べたい料理を決め、買う料理と作る料理を分けてください。煮物やなますは前日までに準備し、当日は卵料理と盛り付けに集中すると、年末の負担を抑えながらおせちを用意できます。







